ねこ関連のご報告
<2021年3月追加TNR>
2020年3月末に第2回TNRを行いました。今回もどうぶつ基金さんにご協力いただき、東京の番町いぬねこクリニックの神坂先生と、石渡先生が出張手術として来てくださいました。
今回は11月に手術のできなかった子猫たちと、捕獲を逃れた2匹の計10匹。2匹の捕獲作戦は前々日から始まり、無事に全頭手術することができました。佐伯いぬねこネットワークを中心に、県内ボランティアさん数名に来ていただき、大変助かりました。これで深島のねこさんたちは全頭TNR済みです。
<グッズ販売>
寄付に頼るだけでない自己財源の確保を目的とし、雑貨などの販売に力を入れました。カレンダーやキーホルダー、ハンカチ、タオル、サコッシュなど、需要のあるものを見極め、しばらくは試行錯誤しながらショップの運営を続けていきます。(2021年はエコバッグなどを考えています)販売は主に深島食堂での店頭販売とネット販売です。
佐伯市観光協会発行の「深島ねこ図鑑vol2」も3月に発売されました。
<啓発>
TNRのチラシが少なくなってきたので、ディープマリンのチラシに便乗させていただき、ディープマリンのチラシ内に「深島のねこたちについて」を記載してもらいました。
<ファンクラブ設立>
2020年から「深島にゃんこファンクラブ」をつくり、定期的なご支援をいただける方を募集しています。現在は17名の方が入会してくださっています。1年に2回ご案内をお送りするほか、寄付をくださった方へ限定ラインへお誘いしています。
<フードのご支援>
ファンクラブなどお金のご支援だけでなく、フードのご支援も定期的にいただけるようになり、2020年はほとんど購入することはありませんでした。
<医療など>
「のっぺくん」を大分市内のハーネス動物病院に一度連れて行ってもらいました。佐伯いぬねこネットワークさんのご協力です。のっぺくんは首元の炎症が収まらず、原因がわからなかったためみてもらいましたがアレルギーとのこと。薬をもらい、えさを変え、様子を見ていますが、良い日があれば悪い日もある、といった感じです。人間のアレルギーと一緒で、飼い猫であってもなかなか治らないのが実情らしく、うまく付き合っていくしかないなと、のっぺくんともがんばろうねと約束しました。ハーネスの先生はその後も島に来てくださり、風邪薬や肉球につかう保湿剤をいただいてます。
<環境整備>
ねこハウスが年内に間に合わず、2021年に完成予定です。トイレが老朽化し砂が少なくなってきたので、トイレもリニューアルしたいと考えています。新型コロナの影響で今年から予定していた22日のイベントなどもすべて取りやめたので、思ったよりも整備が進みませんでした。2021年はまずトイレのリニューアルを目標にすすめていきます。また、ねこさんたちのお世話、フンの掃除など、長期滞在にてお手伝いしてくださった方への謝礼も考えています。完全なボランティアではなく、無理なく継続的に続けていけるシステムを作りたいと思っています。
●ねこ関連以外のご報告
<7月清掃活動>
島内一斉清掃&磯の清掃を瀬渡し船三幸丸と合同で行いました。三幸丸から7名、島内清掃は10名が来てくれ、草刈りや猫のトイレの掃除、海岸清掃を行いました。
2021年も開催予定ですが、2021年は磯の清掃は5月頃、島の清掃は7月ごろに予定しています。
<花いっぱい運動>
佐伯市の花のあるまちづくり事業は春のみ参加し、集会所近辺、みそ施設前の花壇に植えました。4月5月に花壇の整備及び増設をしました。島に合う草花、樹木を調べ、なるべく手間のかからないこと、年間を通して花が楽しめることを目標に今後も進めていきます。
<うみぶどう養殖>
養殖自体は佐伯市と地区の取組ですが、ようやくうみぶどう苗を水槽に入れ、養殖試験を開始しました。まだ、海水のくみ上げがうまくいかないこともあり、試行錯誤しながら取り組んでいます。